京都観光経営学講座

京都市×京都大学

修了者の声・論文

松本 真
観光についてこれからもしっかりと学び、そして仕事に活かすことが使命と感じております。

鉄道と観光は切っても切れないものですが、鉄道は人々の日常生活を円滑にする公共インフラとしての役割が重要だと思い、これまで業務に携わっておりました。

近年の訪日外国人観光客の急増で、弊社の利用客層も大きく変化しました。観光にスポットライトが大きく当てられているなかで、弊社の沿線住民の方々は、観光客をどう感じておられるのだろう、と疑問が浮かんだとき、この講座を知り受講させていただきました。

日々の仕事と講座を両立させることは本当に苦労し、挫折しかけましたが、出席させていただいた講義のひとつひとつが、たいへん有意義な時間であり、貴重な経験を積むことができました。そしてレポートとして纏めることができたとき、私のなかでモヤッとしていた疑問も解消できました。

京都は、研究対象として本当におもしろい都市です。それはこの講座を受講された皆様と交流させていただいて、強く感じました。

京都のすばらしさを観光で大量消費してしまい、魅力を失った都市にしてしまわぬためにも、観光についてこれからもしっかりと学び、そして仕事に活かすことが使命と感じております。

論文:「観光地における訪日外国人観光客と住民の共存」(PDF 193Kb)

松本 真(まつもと まこと)
2016年度修了
京福電気鉄道株式会社 鉄道部

修了者の声

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