京都観光経営学講座

京都市×京都大学

修了者の声・論文

堀江 卓矢
ここで学んだことを随所に反映させることで、京都の観光地経営が世界から注目されるようにしていきたいです。

DMOが地域の観光の舵取り役として機能するためには、地域の観光事業者に頼られるような人材を育て、また地域の観光事業者にも同じレベルで協業していけるような関係作りが不可欠です。観光経営講座はこうした発想に直結する画期的な取組であり、”DMOの中の人”としては参加しないという選択肢はありませんでした。

サービス経営の理論はもちろん、経営カリスマの皆様の講義、そして簿記や統計まで、幅広く贅沢なカリキュラムであることに驚きました。また、グループワーク形式の講義が多く、各自の専門性やレベルに合わせて無理なく理解でき、様々なバックグラウンドを持った方と意見交換することができました。修了後もSNS等を通じて同じ目線で語り合える仲間ができたことは、私にとって大きな財産です。

当初の目的であった,DMOが直面する問題に対する直接的な答えは見つけきれていませんが、だからこそ自分で開拓していく余地のあるテーマであることが分かったのは大きな収穫です。今後、DMOとしての経営戦略を策定していくうえで、ここで学んだことを随所に反映させることで、京都の観光地経営が世界から注目されるようにしていきたいです。

論文:⼩規模宿泊施設の連携ニーズと経営課題への取組状況の関係(PDF 848Kb)

堀江 卓矢(ほりえ たくや)
2016年度修了
公益社団法人京都市観光協会 企画推進部 DMO担当主幹

修了者の声

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