第一回、第二回と参加させて頂きました。最初は、「京都大学に足を踏み入れてみたい」と言う好奇心が70％実際の観光経営を、学問として捉える事への興味が30％と言うのが本音でした。大学時代は、あまり品行方正な学生ではなく、一般教養が済んだ頃にようやく勉強しなければ・・と思うのと、全く反対に、学生運動が始まり。結局まともに勉強しないまま大学生活を送り、レポート提出のみで、学士を頂くと言う、不埒な年代です。その分、ちょっと勉強を真剣にしてみたかった。（余力とは思いませんが、教えてもらえる受け身も一つの快感としてあった様に思います）私自身が観光を生業とし、舵取りをしなければならない立場の渦中にいて、一歩そこから離れ、学問、分析すると言う、視点を変える機会を得た事で親の後を継いで、どう舵取りするべきか、少々迷いがあった当時には、気持ちの中で吹っ切れる物を見つけた様に思います。現在インバウンド対応も、余裕を持った形で受け入れ態勢を作る事ができ新しい情報収集に、かなり時間と労力を割くようにしています。まだまだ、井の中の蛙ですが、一つ一つ溢れる情報を精査して教えて頂ける観光経営学は、私の懐刀と思っています。これからもよろしくご教授くださいませ。

田中 美岐（たなか みき）
2013年度修了
鳳電気土木株式会社 代表取締役