京都大学履修証明プログラム 学校経営ディレクター資格プログラム

講師紹介

講師紹介(肩書きの情報は2022年10月現在)

主任講師からのご挨拶

    • 高見茂
    • 高見 茂
      (京都大学大学院元教育学研究科長・教育学部長/京都大学学際融合教育研究推進センター特任教授、京都光華女子大学学長・京都光華女子短期大学部学長)
    • プロフィール
      専門は教育行財政。教育資源配分と公共政策の関係について研究を進めている。主要論文・著書としては、「教育行政提要(平成版)」 (2016年)、「教育法規スタートアップ・ネクストCross media Edition(2018年)、「国立大学の法人化と国立学校特別会計」(江原武一・杉本均編著『大学の管理運営改革―日本の行方と諸外国の 動向』東信堂、2005年所収)等がある。文部科学省職業実践力育成プログラム認定「京都大学私学経営アカデミー『学校経営ディレクター』資格取得講座」の主任講師を務める。関西教育行政学会会長。
      メッセージ
       学校の組織運営は、今や現職の管理職のみの仕事ではありません。
       私学経営について学ぶことを通して、教育の原点、学校運営のあるべき姿を考えることができます。
       本講座は、平成28年度の文部科学省BP (Brush up Program for professional)プログラムに認定されており学校経営のプロフェッショナルの養成を目指しています。
       実際に将来私学経営の中枢を担う方も含め、現在私学に勤務しておられる教員の方、学校勤務の経験はないけれども教育分野での活躍を考えておられる方、民間校長への応募をお考えの方、地域への提案を考える行政職の方、政治家の方、教育系コンサルタントの方、子育て中の保護者の方など教育分野にご興味をお持ちの方、また現在管理職をしておられる方の学び直し等、学校管理運営の総合的な知識・スキルの獲得と実践力の向上を希望する、社会人経験5年以上の方のご応募を幅広くお待ちしています。

充実の講師陣

    • 佐々井宏平
    • 佐々井 宏平
      (学校法人永守学園常務理事・京都先端附属中学校高等学校学校長)
    • プロフィール
      1985年社会科教諭として着任。2021年常務理事・学校長に就任。京都府私立中学高等学校連合会会長、日本私立中学高等学校連合会理事、京都府高等学校体育連盟副会長。
      メッセージ
       「いつかプロ! 今、本気!」。私が生徒の皆さんに言い続けている言葉です。中高時代に何事もがむしゃらに、そして本気になって毎日、毎日、一生懸命に努力を重ねて力をつけた人こそが10年後、20年後、プロとして世界の舞台に立ち、あらゆる人々に勇気と感動を与えられる日を迎えることができるのです。海外の学校連携・交流を積極的に進め、美意識と知的好奇心の涵養に努める学校づくりに奔走します。
    • 杉本 均
    • 杉本 均(京都大学大学院 教育学研究科・教育学部 教授)
    • プロフィール
      日本比較教育学会前会長。日本学術会議連携会員。専門は比較教育学。東南アジアの教育を中心に国境を越える教育現象について研究しています。新しい留学形態であるトランスナショナル高等教育についても関心があります。主要編書としては、『トランスナショナル高等教育の国際比較』東信堂2014年、『ブータン王国の教育変容』岩波書店2016年等がある。
      メッセージ
       教育のグローバル化と留学にかかる講義を担当します。日本の教育は質が高く国際的に高い評価を受けています。これは日本の誇るべき偉業の一つですが、近年グローバル化により、この日本の教育の国境の壁が崩れてきています。来るべき変化に備えるにあたり、日本の教育の良さを保持しながら、いかにして国際対応してゆくかが大きな課題となります。
    • 摺河祐彦
    • 摺河 祐彦
      (兵庫県私学総連合会会長/兵庫県私立中学高等学校連合会理事長/日本私立中学高等学校連合会常任理事
      学校法人摺河学園 理事長/兵庫県播磨高等学校(2020年4月から姫路女学院高等学校に改称) 学校長)
    • プロフィール
      1988年兵庫県播磨高等学校教諭、1992年から校長、2016年学校法人摺河学園理事長現在に至る。兵庫県私学総連合会会長、兵庫県私立中学高等学校連合会理事長、日本私立中学高等学校連合会常任理事を務める。著書に『新「やまと撫子」論』(プレジデント社)、『教育の力、私学の力』(河出書房新社)がある。
      メッセージ
       日本が少子超高齢社会を迎え、社会構造の転換点に直面するなか、今後の公教育のあり方が問われています。教育を取り巻く環境や公・私の社会的役割を踏まえると、公教育において果たすべき私学の使命はより大きくなると確信します。「少子化こそ私学の時代」と考え、積極的に研修に取り組み私学教育を担われていくことを期待いたします。
    • 吉田 晋
    • 吉田 晋
      (日本私立中学高等学校連合会会長/一般財団法人日本私学教育研究所理事長/学校法人富士見丘学園 理事長・富士見丘中学高等学校 学校長)
    • プロフィール
      1952年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。企業勤務を経て、1978年学校法人富士見丘学園に奉職。1993年富士見丘中学高等学校校長、1995年理事長に就任。日本私立中学高等学校連合会会長(2008年~)、一般財団法人日本私学教育研究所理事長(同年~)、第11期中央教育審議会委員、大学入試のあり方に関する検討会議など多くの公職を務めている。
      メッセージ
       教育基本法及び教育振興基本計画に規定された「私立学校教育の振興」を実効性あるものとするためには、各私立中学高等学校が自主性・独自性を発揮し教育の質の面で公立学校と対等に競争できる環境整備が必要です。私立中学高等学校を巡る状況と課題を整理し、私学教育・経営のあり方を考えていきます。
    • 若林直樹
    • 若林 直樹
      (京都大学経営管理大学院 教授)
    • プロフィール
      専門は、経営組織論、サービス組織論。複数の企業が連携する企業間提携、企業間ネットワークについて研究している。主要論文・著書としては、『ネットワーク組織』(若林直樹、有斐閣、2009年)、「公立学校の民営化改革」(藤田英典他編『リーディングス 日本の教育社会第11巻 学校改革』日本図書センター、2010年)等がある。
      メッセージ
       複数の人間から成る組織の意思決定とやる気について議論します。働き方改革以来、社員のやる気の高め方への現代的なダイナミックなアプローチが課題です。意思決定についても合理性基準では無く、行動科学的な観点から、実際のバイアスや制約の問題やその改善が必要なことが議論されています。
    • 和田孫博
    • 和田 孫博
      (兵庫県私立中学高等学校連合会副理事長/日本私立中学高等学校連合会常任理事/灘中学校・灘高等学校参与)
    • プロフィール
      1976年英語科教諭として母校灘中・高に赴任。2007年から現職。兵庫県私立中学高等学校連合会副理事長、日本私立中学高等学校連合会常任理事。主要著書・監修書としては、『「開成☓灘式」思春期男子を伸ばすコツ』(開成高校長柳沢幸雄氏との共著・中公新書ラクレ)、『偉人のことば』(新星出版社)等がある。
      メッセージ
       大学入試改革を含む教育制度改革のさなか、大学進学を希望する生徒を多く抱えた私学が、建学の精神や独自の校風を守りつつ、未来の日本や世界を支える人材を輩出するためのキーワードは「助け合い」と「脱ガラパゴス」。少子化の中で特色を活かし、輝く私学であり続けましょう!

その他の予定講師(敬称略・五十音順)

阿部 敏行 学校法人光華女子学園 学園長
石井 茂  学校法人大阪成蹊学園 理事長・総長
大河正明  びわこ成蹊スポーツ大学 学長
開沼 太郎 京都大学大学院 教育学研究科 准教授
河野 和清 広島大学名誉教授 京都光華女子大学 こども教育学部 教授
小松 郁夫 国立教育政策研究所 名誉所員/関西国際大学 講師
佐々井 宏平 学校法人永守学園  京都先端科学大学附属中学校高等学校 学校長                           柴 恭史 桃山教育大学 人間教育学部 准教授                                          清水 伸賢 WILL法律事務所 弁護士・パートナー
惣脇  宏 京都産業大学 現代社会学部 現代社会学科 教授
曽和 利光 株式会社人材研究所 代表取締役社長/日本採用力検定協会 理事
高坂 栄⼀ 株式会社進研アド 改革支援室 室長
高見 佐知 未来教育研究所 研究開発局長/大阪教育大学・京都外国語大学前非常勤講師
⽥邉 心技 株式会社進研アド 取締役
中岡 司 元文化庁機能強化アドバアイザー/関西大学・京都市立芸術大学・宝塚大学特任教授
⻄川 潤 京都光華女子大学 健康科学部健康栄養学科 講師
納富 恵⼦ 福岡教育大学大学院 教育学研究科 教授
服部 憲児 京都大学大学院 教育学研究科 准教授
本間利通 大阪経済大学 経営学部 経営学科 教授                                         松本 聡⼀郎 クレディ・スイス証券株式会社 日本最高投資責任者(CIO)
松⼭ 康⼆ 兵庫県立大学会計研究科 前特任教授/ 公認会計士/虹技株式会社 取締役
村⼭ 和⽣ 株式会社ベネッセ i-キャリア まなぶとはたらくをつなぐ研究所 主席研究員