7月22日(水)の「学校論ゼミナール」では、京都市立堀川高等学校の吉谷智美先生、山上隼人先生をお招きし、各班が作成しているこの授業の最終成果物の検討会を行いました。
各班の発表内容は、第1班「研究活動をよりよいものにするために~評価の観点から~」(自主ゼミ活動への教師の支援)、第2班「探究基礎の学びを教科授業へ」(アクティブ・ラーニング)、第3班「LINEの扱い方」(ICT活用と情報モラル)、というものでした。
内容についても両先生から多くのご助言をいただいたのですが、その中でも先生方は、可読性を特に重視しており、そういった観点は多くの人に自分の作品を読んでもらう経験のあまりない学生にとっては、まだまだ至らないところでした。
どうすれば相手(今回で言えば、先生や生徒)に興味を持って読んでもらえるか、という点を意識することは、今後の学生生活、さらに進んで言えば将来仕事をしていく上で、必ずや求められる観点だと思われます。
最初は拙いものであった成果物も検討会を乗り越えるごとに、どの班も非常に見応えのあるものとなってきていると思います。目に見える形でなくとも、その陰には多くの努力があったことでしょう。
今回の検討会の内容を踏まえて、各班いよいよ最終仕上げとなります。半期にわたった活動が一体どのような形で実を結ぶのかとても楽しみです!
(文責:教育学研究科修士1回生 植山兼次)